熊本の工芸と器 県北(山鹿市鹿央町)〜竜山窯・五嶋竜也〜


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山鹿市鹿央町 竜山窯

茶碗(竜山窯・五嶋竜也)

熊本県天草にて採掘され、陶磁器の原料として日本の約8割を占めると言われる天草陶石(※)。先日は、この天草陶石を使って天草の地で作陶をされている器峰窯・岡部さんについてご紹介しました。(http://kcappak.com/kiboukama-okabetoshio-kumamoto-369

熊本県で天草陶石を使った磁器を作っている窯は、やはり原料が採れる天草が多いのですが、その中で竜山窯の五嶋竜也さんは熊本の県北、山鹿市鹿央町にて窯を構えられています。

※天草陶石ー天草の下島で採掘される粘土の鉱石。陶磁器の原料として広く利用されており、佐賀県の伊万里焼、有田焼の原料としても供給されています。

竜山窯・五嶋竜也

五嶋竜也さん

熊本県山鹿市鹿央町にて白磁の器を作陶されている、竜山窯の五嶋竜也さん。竜山窯は熊本県装飾古墳館のすぐ近くに構えられています。

佐賀の有田窯業大学にて、技術を習得され現在の地にて独立され、熊本・天草で産出される天草陶石を、熊本の地で利用して作品作りをしたいという思いから、磁器の器作りを続けられています。

日本工芸会正会員(※)でもある五嶋さん。日本伝統工芸展や西部工芸展などで入選、そして受賞を重ねられていて、現在注目されている作家の一人です。

そんな名だたる賞を受賞されていますが、実際お話しするととても気さくで、窯へ伺った際、また作陶展の際など、作品のことについてはもちろん、基本的な陶磁器に関することも詳しくお話ししてくださいます。

※日本工芸会ー日本の芸術家主催の公益法人。無形文化財の保護育成を図ることなどを目的とされる。

竜山窯の器

竜山窯の五嶋さんの器は天草陶石の白が美しい白磁の作品。

白磁と言っても、五嶋さんの白い器にはツヤがあったり、マットだったり青みを帯びていたりと印象も様々。磁器の凛とした印象の中に一捻りあるデザインが印象的です。

磁器の器、というとどちらかというと凛としていてクールな印象を持っていたのですが、五嶋さんの白磁は、佇まいの中に温かさや柔らかさも感じさせてくれます。

マグカップ(竜山窯・五嶋竜也)

日常的に使うようなコーヒーカップやお湯呑みお茶碗から、お茶道具、鉢などの大物まで作品の幅は広く、五嶋さん探究心の深さが伺えます。

白磁高杯(竜山窯・五嶋竜也)

そんな五嶋さん。現在は熊本のみならず、関東、関西などでも個展や作陶展が開催されています。先月は大阪、そして今月9月20日(水)からは、東京日本橋の三越本店6階アートスクエアにて同じく熊本の陶芸家、江上晋さんとの作陶展が予定されていて、今後さらなる活躍が期待されます。http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/floor/main_6f/art/info01.html

K cappa kumamotoオンラインショップでは、日常使いの器を中心に五嶋さんの作品をご紹介しています。こちらでも五嶋さんの作品をご覧になってくださいね。

K cappa kumamoto 五嶋さん作品

竜山窯(五嶋竜也)

住所:〒861-0561 熊本県山鹿市鹿央町岩原2298-3

(熊本県装飾古墳館のすぐ近くです。)


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