茶道・肥後古流の初釜


新年の初釜

先日のお茶の初釜。

お茶の先生のお宅にて。なかなか慣れないものですが、凛と背筋を伸ばして過ごすひと時、とても有意義な時間でした。

初釜とは?

初釜とは新年に初めて釜をかけて行うお茶会です。懐石をいただき、お茶をいただくという流れで行われます。

懐石(茶懐石)とは、お茶を美味しくいただくために出される食事です。会席料理の会席と読み方は同じですが、懐石はお茶を楽しむための食事で、一方会席はお酒を楽しむための食事と目的が異なります。

初釜ではこの懐石をいただいたのち、濃(※1)・薄茶(※2)とお茶をいただきます。

※1濃茶ーとても濃いお抹茶。一つの茶碗のお茶を数名で順番に飲む。

※2薄茶ー濃茶に比べると薄くさらっとしたお茶。一人で飲みきる。

濃茶

茶道・肥後古流

たくさんの流派がある茶道ですが、その中でも熊本に伝わる肥後古流。熊本には肥後〇〇と言われ、伝承されている文化が色々ありますが、茶道肥後古流もその一つ。

千利休の流儀をそのまま伝えていると言われる肥後古流。

その時代からの男性的な所作が受け継がれていて、お辞儀の際は両手を握り座った膝の脇に置き頭を下げる、切り柄杓と言われる茶杓を切るように湯を切るなど、の所作。

最初は驚きましたが、もともとは男性の文化であった茶道。その時代の所作だと思うと納得です。

細川藩の頃より熊本に伝承されている肥後古流。もともとは口伝のみで伝えられてきたと聞きました。そのためそのままの形が残されているそうです。

総合芸術と言われる茶道は、お茶を立てるだけでなく、様々な道具、床の間のお軸やお花などたくさんのことに気を配ることが必要な大変奥深い文化。

まだまだ知らないことだらけですし、何をするにも「へ〜!」と感心しっぱなしの一日でしたが、本当に貴重な時間でした。

現代では女性の方がお茶に触れている方が多いと思いますが、千利休の時代のように男性がお茶を立てたり飲んだりされる姿をもっと見てみたいな〜と思います。


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