熊本の工芸 県南(八代市泉町)〜五家荘工芸 松田剛〜


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九州の秘境、五家荘

二本杉峠展望所からの眺め

平家落人伝説の残る九州中央山地の奥深い山間に点在する集落で、九州の秘境と言われている五家荘。新緑の緑や、観光客で賑わう秋の紅葉など様々など、手つかずの大自然の四季が感じられます。

くねくねと細く険しい山道が続く、山深い五家荘。辿り着く頃には、気温が随分下がり九州と言っても夏でも冷房などはいらないのだそう。冬場はかなりの積雪があります。

自然はもちろん、平家落人伝説に伴う文化、そして山の幸とたくさんの見どころがある地です。

五家荘工芸

五家荘工芸の工房

五家荘工芸の松田剛さんはこの五家荘の地で、木の製材・乾燥をはじめ、その材料で家具などの木製品を製造されています。

もともと大工さんだった松田さん。木の性質を知り尽くし、五家荘の木を使ってテーブルや椅子などの大きな家具作りをされています。

オンラインショップでは、五家荘の木々で作られたキッチンツールをご紹介しています。

家具など大型の作品を作られた時に、どうしても半端な大きさの木が廃材として出てしまいますが、廃材と言っても貴重な五家荘産の木。この木々をうまく生かして何か作れないか、ということから台所の道具作りをされるようになったのだそう。

作業中の五家荘工芸・松田剛さん

人気の味噌こぎの製作中

工房に、たくさんの木々と共に並んでいる色々な種類の機械。ここで木の製材、乾燥をはじめ製品が出来上がるまでの全ての工程が行われます。

大型の家具からキッチンツールのような小型の製品まで、木の種類や性質を生かし様々な工程を経て、一つ一つ丁寧に製作されています。

さすが熟練の腕、どの製品も手触りが滑らかで使いやすいものばかり。手にするとその違いがわかります。長年木を扱い培われた確かな技術は、木べらやしゃもじなどの小型の製品にも存分に現れています。

五家荘工芸のキッチンツール

人気のキッチンツール
(左から、ヒノキの木べら、杉の木目を活かしたしゃもじ、ヒノキの味噌こぎ)

五家荘工芸・松田さんのキッチンツールは手にすると、すっと手に馴染み、毎日の台所仕事のストレスが軽減されるよう。使いやすさはもちろんですが、その見た目の美しさも素晴らしいです。

味噌こぎ
(お味噌をさっとすくえて、またヘラの部分に残らない。裏を返してお味噌を濾したり潰したりと一石二鳥)

溝入りまな板(イチョウ)

そしてこのユニークな溝入りのまな板。

まな板の片面に溝が入れられているので、ネギなどを細かく切った際にさっと溝に落とし、そのままお鍋やさらに流し入れられるという優れもの。

素材は昔から料理人さんに選ばれているイチョウの木で、両面使えるので表を野菜、裏を肉類などと使い分けられます。

どうしたら使いやすいだろう、と日々試行錯誤しながら生まれる五家荘工芸の道具。ずっと使い続けていきたいものばかりです。

オンラインショップ K cappa kumamoto 五家荘工芸

五家荘への山道

今からの時期、五家荘では山全体が紅葉の赤や黄色で美しく彩られます。

たくさんの方がお出かけになると思いますが、五家荘への山道は、細く曲がりくねっていて車の離合もなかなか困難。

山道を登っているとたくさんの木材を積んだ大きなトラックに出会い、すれ違うために焦りながら長い距離をバックしたことも多々。

今はまだ交通量も少ないですが、これから始まる紅葉の時期は観光の車も増えます。十分に気をつけてお出かけください。(行楽シーズンは、通行規制で一方通行になる日もありますので、お出かけの際はご確認くださいね。)

五家荘ねっと

また五家荘からの山道を下る際、ブレーキを踏みすぎたためか煙が出ている車を見かけることがある、と松田さん。下りはエンジンブレーキを使って、くれぐれもお気をつけて。

ガードレールに映るくねくねの山道

すすきが綺麗でした

五家荘工芸

住所 〒869-4511 熊本県八代市泉町葉木86

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